Special×ONE Concert 2025

2025年7月6日(日)

渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール

開演 13:30 (開場13:00 終演16:10予定)

チケット:4月6日より販売開始

一般 3,000円 障害・学生 2,000円 介助者 2,000円(当日券+500円)

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音楽を奏でる喜び–どんな困難があってもそれを求める心は変わりません。制約がある中で創り出される音楽は、その独自性が際立ちます。繊細な響き、シンプルに厳選された音、そして工夫を凝らした奏法から生まれる意外性。これらが一つとなり、アーティストたちが持つ音楽性がより豊かに表現されるでしょう。5組の出演者によるオンリーワンの演奏で創り上げるステージをお楽しみください。

Onehand MUSIC Groove 代表 田代亜紀子


日時:2025年7月6日 (日) 13:30開演(開場:13:00)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール(東京都渋谷区桜丘町23-21)

一般:3,000円 障害者・学生:2,000円 介助者:2,000円(当日券 +500円)
チケット発売日:4月6日よりチケット販売開始 (https://t.livepocket.jp/e/special-one-concert) 

※車椅子席ご希望の方は、席数に限りがありますので、事前にお問い合わせください。
※障がいチケット・学生チケットをご購入のお客様は、受付の際に障害者手帳・学生証のご提示をお願いいたします。
※ご入場に関して、年齢制限はございません。
※3歳以上のお子様は、チケットをご購入ください。
※公演会場には駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用いただくか、近隣の駐車場をご利用ください。

出演者

片腕のギタリスト輝彦
工藤雄一(ジャズピアニスト)
熊谷永子(右手フルート)
清水まり(歌手)
竹内正実(テルミン)

司会:霜鳥まき子(パーソナルスタイリスト)

宣伝美術:村上勝也

主催:Onehand MUSIC Groove

プログラム

オープニング 寶嶋良太(スライドリコーダー)

1 竹内正実(テルミン)

共演:濱口晶生(テルミン・マトリョミン)・音羽久美子(マトリョミン)・小林早織(ピアノ)

  • 星に願いを/ハーライン
  • コンドルは飛んでいく/ミルヒバーグ
  • Ave Maria/カッチーニ
  • モスクワ郊外の夕べ/ソロヴィヨフ=セドイ
  • 白鳥/サン=サーンス

2 工藤雄一(ジャズピアノ)

  • Birth/工藤雄一
  • Danny Boy / Irish Fork Song
  • Summertime / G.Gershwin

3 POLARIS 

片腕のギタリスト輝彦(ギター)・貴美子(ピアノ) 

  • 瑠璃色の地球/平井夏美
  • シューティングスター/片腕のギタリスト輝彦
  • 木蓮の涙/柿沼 清史
  • 願蛍/POLARIS

4 清水まり(歌手)

共演:川勝陽一(ピアノ)・宮原レイト(ギター)・Mario(パンデイロ・パーカッション)

  • 君の瞳に恋してる/作詞:Bob Crewe 作曲:Bob Gaudio
  • All of Me/作詞:Seymour Simons 作曲:Gerald Marks
  • いのちの歌/作詞:Miyabi 作曲:村松崇継
  • Time to Say Goodbye/作詞:Lucio Quarantotto 作曲:Francesco Sartori

5 熊谷永子(右手フルート)

共演:工藤雄一(ピアノ)

  • カッチーニのアヴェ・マリア/ヴァヴィロフ 
  • エア/武満徹 
  • 孤独の歳月/ピアソラ
  • リベルタンゴ/ピアソラ

【セッションコーナー】

・Se 映画「ニューシネマパラダイス」より/作詞:Josh Groban 作曲:Ennio Morricone

   熊谷永子・清水まり・川勝陽一(ピアノ)

・ルパン三世のテーマ/大野雄二

   片腕のギタリスト輝彦・工藤雄一

・翼をください/作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦

   全員

出演者Profile(五十音順)

片腕のギタリスト輝彦

音楽で不可能を可能にする!
東京2020パラリンピック閉会式出演アーティスト。
脳出血により右半身麻痺という過酷な現実に直面するも、「もう一度ギターを弾きたい」という想いを胸に、左手だけの独自奏法 を確立。リハビリと試行錯誤を重ね、奇跡のステージへと立つ。
その音色は、ただの演奏ではなく、「諦めなかった証」 となり、多くの人の心を震わせる。全国で 講演・演奏活動 を行い、「挑戦し続けることの大切さ」や「音楽の持つ無限の可能性」を伝え続けている。さらに、オルガニスト&ピアニスト貴美子と結成したデュオ「Polaris」では、ピアノやエレクトーンとギターの新たなハーモニーを生み出し、多くの人に感動を届ける。
「夢は、諦めなければ形を変えてでも叶う。」 その信念を胸に、今日もギターを奏で続ける。

工藤雄一

埼玉県出身。
幼少よりオーケストラに興味を持ち、後に作曲法を江頭賢三より学ぶ。父の影響で幼少よりジャズも聞いていたが、その後興味を持ち、独学で習得。2012年スウェーデン在住の森泰人の導きでスウェーデンにて録音したCD「 Birth 」が山野楽器週間ランキング2位を獲得(ジャズ部門)。モーションブルー横浜、ピットイン等でのピアノトリオ、ブラジル音楽、シャンソン等幅広く活動している。自己のトリオの演奏活動、2015年よりスタートした森泰人、小田島伸樹とのKMO は好評をを得ている。尚、ジャズ講師として後進の育成も行っている。2023年パーキンソン病を発症したが徐々に演奏活動を再開している。

熊谷 永子

富山県出身、在住。国立音楽大学卒業。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。富山県新人演奏会において北日本新聞音楽奨励賞受賞。北日本新聞推薦演奏家としてリサイタルを開催。
フルート奏者として各地で活動してきたが、左手指に局所性ジストニアを発症し、十数年のブランクの後、片手だけで演奏できる特殊フルートで演奏活動を再開。
片手フルートで演奏活動を行う初のフルーティストとして、地元ニュースやNHK全国ニュースでも取り上げられる。
2023年日本フルート・コンヴェンションin川崎のアイハラフルート・ショーケースで「熊谷永子コンサート」を開催。
その他、朗読やバレエとの共演、講演会、コンサートの主催などを行う。

清水 まり

神奈川県出身。東京音楽大学 声楽科卒業。大学卒業後、研ナオコ、橋幸夫はじめ様々な歌手のバックコーラスを務める。コーラスの仕事と並行して、洋楽専門のライブハウスでソロシンガーとしても活動。2004年にはキングレコードよりメジャーデビューをはたす。映画音楽の主題歌を担当したことをきっかけに、映画音楽制作にも従事。2014年には高校の音楽講師や楽器店の声楽講師の経験を活かし、『清水まり Music School』を開校。
2019年7月、ライブ出演中に脳出血を発症し、右麻痺と重度の失語症となる。懸命のリハビリにより2021年に復帰ライブを行う。
失語症の認知の向上と歌による回復の可能性を広く伝えることをライフワークとする。失語症当事者による「言葉をつむぐ会」を立ち上げ会長をつとめ、主催した「失語症の皆様のカラオケコンテスト」の功績を認められ、日本音楽健康協会による音健アワードの特別賞を受賞。

竹内正実


1993年ロシアに渡り、電子楽器テルミンの発明者レフ・テルミンの血縁で愛弟子のリディア・カヴィナにテルミン演奏法を師事。マトリョーシカ型テルミン「マトリョミン」の開発者でもある。
2013年、マトリョミン合奏でギネス世界記録を初樹立。
2016年、コンサート出演中に脳出血を発症。右半身に麻痺が残る。
2022年、左右の手の役割を入れ替え、左利きテルミン奏者として再起を図る。動作に敏感に反応する演奏特性が特徴のテルミンだが、重心制御の困難も乗り越え、2024年、立位での演奏にも挑み始めた。
マトリョミンも触れずに奏でる。介助者が手を取り、演奏動作に直接介入できる利点を活かし、リハビリや認知症予防にマトリョミン演奏を活用する取り組みを推し進めている。

霜鳥 まき子(司会)


株式会社SPSO代表取締役/パーソナルスタイリスト。週刊文春「似合う服だけ着ていたい」連載コラムニスト。Voicyパーソナリティー。日本航空(JAL)国際線CAとして10年の乗務を経てスタイリストの道へ。「洋服で得する人損する人」などの書籍5冊出版、「あさイチ」「ノーナレ」「ラヴィット!」などテレビやトークショー多数出演。ユニバーサルファッション協会に参加し、障がいのある方のスタイリングも行う。
個人向け以外でも、企業ブランディング、VOLVOや学校制服デザイン、通販のアパレルブランドを展開。VANTANスタイリスト科講師。現在、国内外老若男女2万人強のクライアントを抱える。
4歳から18歳までピアノと作曲のレッスンに通い、作曲家を目指していた時期もある。
『Special×ONE Concert』では、初回より司会を務める。

アクセス

渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール(東京都渋谷区桜丘町23-21) 
※公演会場には駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用いただくか、近隣の駐車場をご利用ください

Onehand MUSIC Groove

「音楽をあきらめない!」をモットーに、音楽のバリアフリー化を目指して活動。右手のみで演奏するアマチュアピアニスト・田代亜紀子と服飾のユニバーサルデザインを模索するスタイリスト・霜鳥まき子により、2022年7月に設立された。
障がいがあっても演奏できる楽器や補助具のニーズを探り、楽器職人・技術者・作曲家など多分野と連携。海外の事例も参考にしながら、パラミュージックの可能性を広げている。先天的な障がいのあるお子さんへスライドリコーダーをプレゼントする企画なども実施。毎年開催しているコンサートは好評を博し、多くの人に感動を届けている。

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